『邪馬台国遥かなり』
田島榮一 著
百年書房 2014(古代史解明シリーズ三部作;第1巻)
顧問先様が出版した書籍の紹介です。
邪馬台国の謎に迫る
~歴史愛好家による論理的探究~
邪馬台国は、2~3世紀に日本列島に存在したとされる国のひとつです。
邪馬台国の所在地が九州か近畿かは、21世紀に入っても議論が続いています。
著者の説によると、「九州、熊本」が結論のようです。
結論に至るまでの過程がとても論理的で、「魏志倭人伝」の記述の矛盾を一つ一つ解明していく様は、まさに圧巻です。
古代史解明シリーズということで、次回作の内容もほぼ決まっているのだとか。
私自身、著者のお話をお聞きし、長年の研究による論理的追及と論理的解決について、とても感銘を受けた次第です。
国立国会図書館にも寄贈されているようです。
ぜひご一読を。
熊本日日新聞 平成26年9月14日号に掲載